息子が生まれた日

備忘録として息子が生まれた日の記録を残しておこうと思います。
個人の出産記録のためご興味ある方のみ、ご覧ください。
出産関連の表現がありますので苦手なかたはスルーでお願いします。

1月2日
標準より少なめと言われ経過観察していた羊水が
この日の妊婦健診で急減していることが判明し、
翌日の入院が決定しました。

3日入院しバルーンで子宮口を広げ、
4日に陣痛促進剤をつかって出産予定になるとのことでした。

とうとう人生の一大イベント日が決定してドキドキです!!
この日は緊張であまり眠れず・・・。


1月3日
箱根駅伝の劇走に涙を流しつつ準備をして予定どおり午後に入院、
到着早々の内診で子宮口を開くためにバルーンが入りました。

・・・バルーン挿入時、ごっつい痛くて思わず無口に(´△`;)
噂で痛いと聞いていたグリグリ内診もありましたが、その比じゃありません。

入れたバルーンを子宮口でさらにふくらましていくのかと
ビクビクしていましたが、挿入時すでに子宮の中で4センチほど
の大きさになっているのでこれ以上ふくらますことはありませんと言われホッ。
違和感もあるものの、入ってしまえばこちらのもの(?)、痛みはほとんどありません。

しかしこのまま一晩すごしてくださいネとライトに言われて「ガーン( ̄□ ̄;)」
子宮口からバルーンの太い管が出ていたのでトイレのたびに怖い思いをしました。
・・・結構大変だったぞ☆

さらに無痛分娩を希望していたので背中に投入用の管を入れられました。
歯医者と同じような部分麻酔をしてから細い管を刺したので痛みはほとんどありません。
こちらもそのまま一晩過ごします。
痛くはないけれど患部がチクチクしびれ、普段通りに歩くことはできません。
腰が曲がったご老人のようにのそのそ歩いておりました。

この日夫は帰宅予定でしたが、私が急に心細くなってしまったので病院に泊まってもらうことに。
(私の産院は個室で家族宿泊OKでした)
そばにいてもらったので気持ち的にかなり安心できました。

夫は気を遣って腰をさすってくれようとしたのですが
腰には麻酔の管が通ってるんだよ(涙)
「気持ちだけで十分、お願いだからなにもしないで!!」
夫の思いやりを速攻拒否、でもしょうがないですよね、うん。

ベッドに横になるといつもと変わらず子どもがボコボコお腹を蹴ってきます。
この胎動を感じられるのは今晩が最後と思うと何だか感慨深くなりました。
明日は無事に顔が見られるかなと思いながら就寝。
・・・の予定でしたが体の不便さと緊張で3時間しか眠れませんでした。
(眠れただけ良い?)


1月4日
とうとう出産当日です。
朝の診察で破水をさせ、その後医師から予定通りこれから陣痛促進剤を使い、
万が一子宮口の開きが鈍い場合は帝王切開になる可能性があることを伝えられました。
ちなみに破水は「破水させちゃいますね~」、「はい、破水させました~」
と軽く処置されたので拍子抜け、痛みもありませんでした。

9時半、いよいよ自分の部屋にて陣痛促進剤の投入を開始です。
30分ごとに薬の量を増やしていき、
目安としてお昼過ぎに本格的な陣痛が起きて、
夕方ころの出産になるだろうと言われていました。

・・・が、促進剤投入から一時間後の10時半ころには5分間隔で痛みがきていました。
例えるならばものすごくつらい生理痛のような、腸がよじれるような感じです。
これが陣痛ですか?と助産師さんに確認したら間違いないとのこと。
痛いことは痛いのですが、1分間耐えれば痛みは引きます。
この間だけゆっくり深呼吸をしていれば耐えられそう。

陣痛は本当に規則的に来るんだ、すごいな~、
傍にいた夫にも「今ね、陣痛きてるよ」と報告できるほどの余裕がありました。
痛みに耐えられなくなったら無痛分娩の麻酔をしますから教えてねと言われていたのですが、
最終的に無痛分娩になるのなら我慢できるところまで陣痛を体験してみようと思えるほどでした。

しかしそれから1時間後の11時半ころ。
陣痛が急に3分間隔になり痛みが格段にひどくなりました。
これは生理痛の重いバージョンだとか、
規則的にくるんだすごいとか感じている余裕がありません。

痛みがひいたと思ったらすぐに次のがやってくる、休んでいるヒマがない!!
これはまずい、キツイ、無痛麻酔をお願いしようと思った時に助産師さんが登場しました。
「赤ちゃんが苦しくなっているサインがでてきたので、
お母さんが大丈夫でも一度分娩室に入って無痛麻酔をしましょう」


ああぁぁ、助かった!おねがいします、おねがいします!!
そう思ってベッドから体を起こした途端、もうこれは立てないと思うほどの痛みが全身に!!
・・・まずい、これは本当にまずい。
分娩室まで歩いて行けるだろうか?
痛みの中でどうにか一歩を踏み出した時、助産師さんから
「トイレ、行っておいたほうがいいですよ」とのセリフが。

ト・トイレ??!
この状態で・・・トイレ?!
行けるかい、そんなもん!!(@_@;)


そう言い返そうと思ったのですが、
確かに分娩室で赤ちゃんと一緒に出したくないものが出てきても困るわと
激痛の中わずかに残っていた理性により、這いつくばいながらトイレへ。
しかし3分間隔の痛みなのでトイレもスムーズにできません。

陣痛→便座に座る→陣痛→排泄→陣痛

うめくこと数回、よろよろになりながらトイレから出てくると
助産師さんが夫に「奥さんしばらく戻ってこられないから
奥さん用の昼食、旦那さまが食べちゃっていいですよ♪」
なんて会話が聞こえます。
「俺、お昼ごはん食べてから分娩室に行くね」という夫のどうでもよい報告に対し、
私は真っ青な顔で「今、かなりキツイわ・・・」と言い残し、
よろよろになりながら分娩室へ。

分娩室に横になった途端もう耐えきれないほどの痛みにおそわれて、
落ち着くための深呼吸もできなくなり、痛みで気絶するんじゃないか、
むしろもう気絶したほうが楽になれる、さっさと気絶したい、
痛すぎでどこが痛いのかがもう自分でもわからない、
世界が回っているような気がする。
天井を見つめながらぐるぐるとそんな考えがよぎります。

助産師さんに「血圧測ってから麻酔入れますね」
手に血圧計を巻かれたのですが血圧なんてどうでもいいから早く麻酔を入れてくれ!!!
と心の中では大声で叫んでいたのですが、実際は痛みで声が出せません。

振り返るとココが痛みのピーク、一番つらい時でした。
そして念願の麻酔がようやく注入。

麻酔ってどのくらいで効いてくるんだろうか・・・
次の陣痛に麻酔が間に合わなかったら私は痛みで死ぬかもしれない、
みなさんさようなら・・・


ものすごい痛みの中でぼんやりそんなことを思っていたら、
麻酔がすぐに効いてくれたみたいで
やってくるはずの陣痛のビッグウェーブが・・・
穏やかになっている?!さっきの1/10の感じ。

普通にこの痛みがきていたら悶絶するだろうけれど、
一度陣痛のピークを経験している今は楽になった!麻酔万歳!!

と思ったのもつかの間、
お腹と腰周りの激痛でものすごい吐き気がしてきました。
陣痛もつらかったけれどお腹周辺の激痛と吐き気のコラボもキツイ。

その時分娩室に一人きりでしたので緊急用に渡されていた電話で助産師さんを呼び、
来てくれた途端用意されていたボールいっぱいにおう吐、
ちょうどその時「ご主人、昼食終わっていらしてますが入ってよろしいですか?」
別の助産師さんが入ってきたのですが、すかさず私の担当助産師さんが
「今おう吐中なので待ってもらってください!」と引きとめる(笑)
私も「今来られても困る」と入室拒否をしたため、
立会予定の夫はしばらく分娩室に入ってこられませんでした。

おう吐後は二日酔いと同じでだいぶスッキリし、
汚れた顔を拭きたくなり横になりつつも
持ちこんだペットボトルの水でタオルを湿らせて
顔を拭けるまで余裕が出てきました。
顔もスッキリ、視界もクリア、意識がはっきりして
ようやく麻酔のすごさを実感できました。

夫にもようやく分娩室への入室許可が出たとき、
助産師さんが「赤ちゃんが生まれたらお胸に乗せますので、
パジャマと下着を開いておきますね~」
と胸元のボタンを外しはじめました。

感覚的には分娩室に入って1時間も経っていなかったので驚いて
「え??!もう赤ちゃん生まれるんですか?!(@□@;)」と聞いてしまいました。
「はい、もうすぐ出てきますよ」とあっさり答えられたのでびっくり。
どうやら無痛麻酔のおかげで子宮口が一気に開いたようです。
医師と補助の助産師さんも加わりあっという間にいきむための準備がされました。

ここから先はもう痛みなんて感じる余裕がありません。
お腹の張りに合わせて助産師さんからいきみ方を指示され、
必死にそのとおりに頑張ります。

「俺ができることは手を握って頑張れって声をかけることくらいだな」
と言っていた夫、肝心の私の手はいきむために分娩台の
レバーを固く握っていたので手を握ることさえできません(笑)
その代わり2、3回ほどおでこのあたりをなでられていた記憶があります。

何度かいきんだのですがなかなか子どもは出てきません。
大した時間ではないと思うのですが私には長く感じられました。

お腹の張りがきたらいきむのですが、
私としては張りが来なくてもいきんでさっさと出したかったです。
ですがやっぱりそんな風にはいかないのですね。

張りが遠のいてしまったら皆さん小休憩的な感じで、
張りがきたらさぁ、頑張りましょう!的な雰囲気でした。

頭の片隅で時間がかかったら会陰切開や帝王切開なのかな、
陣痛体験して会陰切開までして最終的に帝王切開になったら嫌だなとか、
と悶々していたところで赤ちゃんが苦しそうなので会陰切開して吸引しますと言われ
ハサミでパチンパチンと切る音がしました(麻酔があったので痛みはなし)
やっぱり切られちゃったかと思ったものの、
子どもが苦しいならしょうがないと諦めます。

そこからさらに頑張って赤ちゃんが下りて来ている感覚があってから、
思いっきりそれを引っ張られた瞬間、子どもの鳴き声が響きました。
うわ、テレビとかで見た出産シーンと同じだ(笑)

「おめでとうございます、13時3分に男の子誕生です」
あ、本当に生まれたんだ!!
ヒエエェェ・・・

自分が出産したなんて信じられないとぼんやりしていたら、
カンガルーケアで赤ちゃんが胸の上にやってきました。

顔を見たら感動するかなと思ったけれど、
いざその場面になったら感情は湧いてこず(^^;)

10ヶ月間私のお腹にいて、中からガンガン蹴っていたのは君だったのか!
それが我が子を初めて見た感想になるでしょうか。
そして想像以上にずしっと重くぬくもりを感じた瞬間、
この感触は一生忘れないだろうな、と思いました。



小さめと言われていたので心配していましたが体重は2900g弱、
37Wでこの体重なら予定日まで待っていたらさらに大きくなり大変だったかもしれません。

その後は胎盤を出してもらったり切開したところを縫われたり。
一方、ようやくやることのできた夫は持ちこんだデジカメで息子を撮影、
へばっている私の動画までも撮っておりました。

息子は分娩室隣の新生児室へ連れて行かれ、
その後病院へ到着した夫と私の家族とご対面、
扉一枚はさんだ新生児室側から家族の歓声が聞こえたのでした。

2時間ほど分娩室で休憩をして自分の個室へ歩いて戻ると、
すでに待機していた両家族から拍手で迎えてもらえました。
ちなみに実母義理母に歩いて戻ってきたことを驚かれたのですが、
歩いて帰るのって普通じゃないのかしら。

会陰切開の縫合痕が痛かったので「股が痛い気がするんですけれど麻酔ってまだ効いているんですか?」
と助産師さんに聞いてみたところ
「もう麻酔は切れています。縫っているので痛いのはあたりまえですよ~(^▽^:)」
と言われてしまいました。

この時ちょうど15時で病院から用意されていたおやつがあったので完食し、
(出産後2時間でよく食べられるわね、とここも両母に驚かれました)
部屋に子どもを連れてきてもらいお披露目会、
疲れ果てた私はその日子どもを抱く気も顔を見る気も起きず
その後めまいを起こしてベッドの上の人に。

19時過ぎに夫も自宅へ帰りようやく一人になったところで就寝、
数日ぶりに安心して9時間ほど眠ることができました。
こうして長い一日が終わったのでした・・・。

振り返ってみれば朝9時半に陣痛促進剤を投入して
13時出産という4時間のスピード出産となりました。
20140115-001
こんな小さくても、ちゃんとした人間のパーツになっているのが不思議です。
しかしこれが自分のお腹に入っていたのかと思うとやっぱり大きいわ(・_・;)

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Comment

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  • 2014/01/16 18:41
非公開さま
ありがとうございます、励まされました!
授乳、そのうち慣れますかね・・・。
今は無理しすぎないで周囲に甘えて乗り切りたいと思います(^^)
  • 2014/01/16 22:58
  • りよ
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りよさま、出産おめでとうございます!
出産レポ、一気に読ませていただきました。
無痛分娩でも嘔吐があったり、とても大変なんですね・・・。
でも息子さんの体重を感じた瞬間の気持ち、伝わりました!
今も毎夜授乳でお辛い時期と思います。
もう一山、すこやかに越えられますように!
isumonoteさま
こんにちは、コメントありがとうございます。
無痛分娩だから・・・と出産を軽く見ていた節があったので
少々痛い目に遭ってしまいました(笑)

今は家族のサポートがあるので何とか生活できています。
もうしばらく甘えてなんとかやり過ごしたいです(^^)
  • 2014/01/17 18:28
  • りよ
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